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手塚 紘子   18

 

2009.10.14 


青松会に入会させてもらって五年くらいだと思います。

なんでこんなに卓球に嵌ってしまったのか、私にとって、とにかく難しい。
己の文の無さには、ひたすら目をつぶって頭で理屈をならべ、
何度も何度も汗を飛び散らして練習し「よし解った」と声に出し
自分に言い聞かせて試合に挑むこと何十回じゃなく、

これを機会に概算してみた。
平均で月に一回として年十二回。
卓球人生二十五年として三百回。
あゝすごい。自分でも驚いた。

それで何を言いたいかと言うと、成果がちっとも出て来ない。
誠に持って残念しかいいようが無い、そしてその悔しさが口に行く。
食ではなく喋りの方だ。これは又何の修行も訓練も無く、次々と調子のいい言葉が、
卓球の動きの鈍さと反比例して、なんとも滑らかに出て来るのだ。

やはり人には得手、不得手があるのだと、
都合のよい言い訳を、又々自分に言い聞かせながら、やっぱり卓球はやめられない。

たまには、本当にたまにうまくいく事がある。

だから今年も来年もそして再来年も、どんどん深みにはまっていくのだろう。

青松会よ永遠に!

次は山部裕司さんお願いします。                                                                               

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